2020年02月27日

「オランジュリー美術館コレクション

今日は良い天気ですが、花粉が多く舞っています。空を見上げると、花粉の輪っかが観測されるほどのそうです。花粉症の私にはまだまだ辛い時期が続きそうです。まあ、例年はこの時期の話題と言えばそ花粉症で済んでいたのですが、今年はコロナコロナで、未曽有の事態ですね。弁護士会の各種の集会や研修会は次から次へと中止が発表されています。裁判や調停が中止になるのも時間の問題な気がしています。もっとも裁判や調停は、電話会議システムをうまく使えば、なんとかやりくりはつく部分もあるかもしれません。
さて、今回の美術ネタは、「オランジュリー美術館コレクション」。今年の正月明けくらいに行ってきたものです。それから早2か月経過・・・・時間がたつのは早すぎる(笑)。今年も世の中の状況をみつつ、ルソーさんをたくさん見ていこうかなと思ってます。

「オランジュリー美術館コレクション」

2020年、最初に訪れたのは横浜美術館の「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」。オーギュスト・ルノワールの作品を中心に、19世紀末から20世紀初頭にパリで活躍した画家たちの企画展です。

展覧会のメインはタイトルにもあるルノワールですが、私のメインはアンリ・ルソー! 20年ぶりに絵が来日するそうで楽しみにしていました。

ルソーの作品は5点あり、どれも個性的。『人形を持つ子ども』は、子供の顔がなぜかルソーにそっくり。『婚礼』は、花嫁のベールが前にいる人物にかかり前後関係があやふや。すごい絵を見たと衝撃を受けていたら『ジュニエ爺さんの二輪馬車』にUMA
(未確認動物)を発見。馬車に乗ったジュニエ爺さんとルソーの間に、灰色のふわふわした生き物がいます。解説にも図録にも説明がありません。このUMAは犬?それとも猫? もしかしたら19世紀のフランスには不思議な生き物がいたのかもしれません。

ルソーの作品を多く見ることで彼の画業を理解できるかもと考えましたが、かえって謎が深まりました。作品を見れば見るほど興味深い画家です。

ルノワールにモネ、ピカソにローランサン、2019年に何度も出会った画家たちの絵に再会した企画展でした。2020年も多くの作品と巡り合いたいものです。
posted by 金沢幸彦 at 14:54| Comment(0) | 日記

2020年02月24日

「未来と芸術展」 未来と芸術展

新型肺炎の影響で、世の中のイベントは自粛の嵐ですね。
昨日は、一部で免疫によいとも言われているカレーを神保町の某店でいただきました。
ここは欧風カレーの名店だけに、店外の階段の外まで伸びた行列が2フロア上まで続いていました。
しっかり食べて体力温存しかありませんね。
さて、今回は少し前に訪れた美術展の記事です。少し不思議な近未来感あふれる展示でした。

「未来と芸術展」

森美術館で開催されている「未来と芸術展」へ行ってきました。2016年の宇宙と芸術展が好みだったので、未来と芸術展も楽しみにしていました。

作品の撮影が可能だったので、興味を惹かれた作品を写真とともに紹介します。

《ムカルナスの変異》ミハエル・ハンスマイヤー
学習したイスラム建築の情報をもとに人工知能が作り出したものとのこと。動物が絵を描いても人工知能がデザインしても気にならない人間ですが、これはなぜか不安を感じます。その不安はどこからやってくるのか。例えば人工知能ではなく人間が作ったものと解説されていれば生じないものなのか。しばらく考えさせられました。

《シュガーベイブ》ディムート・シュトレーベ
上野の森美術館の「ゴッホ展」に行った後なので感慨もひとしおですね。自分の耳と比べると小さいような。《シュガーベイブ》が展示してあるスペースのそばで、やくしまるえつこの『わたしは人類』が繰り返し流れていました。コンセプトは人類滅亡後の音楽だそうです。谷山浩子の『テングサの歌』を思い出しました。海で生まれたテングサは何億年でも何万年でも退屈せずに過ごせます。2時間でも2カ月でも2100万年でもぼんやりとできるなんて次はテングサに生まれたいですね。

未来と芸術展の作品を見ていると、技術革新により環境・生命を自由に編纂できる力を手に入れた人間とは一体なんなのかと考えました。作品に不気味さを感じたらLOVOTと遊ぶのも良いかも。夜間会館だと子供があまりいないので、大人でもLOVOTと遊ぶチャンスがありますよ〜。考えさせられた企画展でしたが、車もまだ空を飛ばない世の中なので未来はまだ未来のような気もします。

未来と芸術展_01.jpg未来と芸術展_02.jpg未来と芸術展_03.jpg未来と芸術展_04.jpg
posted by 金沢幸彦 at 13:19| Comment(0) | 日記

2020年02月14日

「5年ぶりのアーティゾン美術館へ」

みなさんこんにちは。春めいた風も吹くようになりましたね。
ただ、体調を崩される方が続出しておりまして、弊所でのご相談やお打ち合わせのリスケジュール等も多くなってます。お互い体調管理には気を付けましょう。
さて、今回も美術関係のことを書かせていただきます。なお、私は、これまでただ漫然と絵画を見てきただけで美術鑑賞者としては「新人」同然で勉強中なのです。そこで、実は以下の記事は、鑑賞眼と知識を持ち合わせている「先達」に内容を監修してもらっています(笑)。

2015年から休館していたアーティゾン美術館の開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」へ行ってきました。5年ぶりの訪問です。休館前の企画展「ベスト・オブ・ザ・ベスト」展以来なので懐かしい気持ちになりました。
生まれ変わったアーティゾン美術館は、展示空間にゆとりがあり作品の世界により入り込めそう。海外の美術館のように撮影も可能なので、好きな作品を撮るのも良いですね。今回は作品鑑賞に集中しようと思い撮影しませんでしたが、次回来訪時にはチャレンジしようと考えています。
開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」でもアンリ・ルソーに出会いました。ルソーの《牧場》は、その名の通り牧草地に牛と人が描かれているのですが、なんだか牛が人に対して大きすぎるような……。大原美術館所蔵の《パリ近郊の眺め、バニュー村》を思い出しました。こちらの絵も人と牛の大きさが不思議なバランスです。「人物に対して牛はこのくらいと大きさ」といった枠にはまらない表現がルソーの魅力のひとつですね。
オディロン・ルドンの《神秘の語らい》は二人の女性が描かれています。しかし、何をしているのかは不明。諸説あるようですが、個人的には、ひとりがもうひとりの手を取ってどこかへ誘おうとしているように見えます。岐阜県美術館の《神秘的な対話》との関連も気になりました。他にも類似の作品があるようなので、見比べて内容を考察してみたいものです。
2015年以来のアーティゾン美術館。開館記念展ということもあって、とても充実した企画展でした。今後も休館中に収集された作品などが展示されるそうで、さらなる出会いが楽しみです。
posted by 金沢幸彦 at 09:41| Comment(0) | 日記