2020年03月30日

「オディロン・ルドンの切手を入手」

2020年3月19日に特殊切手の「美術の世界シリーズ第1集」が発売されました。美術の世界シリーズ第1集は「青の世界」がテーマとのこと。オディロン・ルドンの絵が採用されていたので購入しました。

切手_00.jpg

84円切手と63円切手で絵が違うので両方入手。

84円切手は三菱一号館美術館所蔵の《グラン・ブーケ》。
64円切手はひろしま美術館所蔵の《ペガサス、岩上の馬》。

《グラン・ブーケ》は何度か見る機会がありましたが、《ペガサス、岩上の馬》はまだ見たことがありません。個人的に、ルドンの馬はポーラ美術館所蔵の《アポロンの二輪馬車》のような荒々しく大空へはばたくイメージですが、《ペガサス、岩上の馬》の天馬はまた違った印象を抱きます。切手も素敵ですが、ひろしま美術館を訪ね本物に会いたいものです。

現在、COVID-19の影響で多くの美術館が休館しています。事態が収束したら、再び多くの企画展に足を運ぼうと思っています。それまでは、自宅で図録を読み返します。
posted by 金沢幸彦 at 10:58| Comment(0) | 日記

2020年03月03日

「ハマスホイとデンマーク絵画」

疫病による大混乱が続いていますね。こんなことは四十年以上生きてきて、初めての経験です。
今のところ裁判は、裁判員裁判を除いて(なぜ裁判員裁判だけ?)予定通り行われていますが、今後は何が起きることやら・・業界では「裁判所で一人でも感染者が確認されたら、そこの裁判所の裁判はすべて中止」という未確認情報も飛び交っています。
ところで、世の中の大きなうねりの中に巻き込まれるように、見に行こうと計画していた幾つかの美術展もことごとく中止になってしまいました。
残念ですが無理もないですかね・・・今の日本では、中止にしないこと自体が「非国民扱い」されることは必定ですからね。もう少し柔軟な判断はないものなのかな(汗
今回の記事も、再訪を決意していたものの、中止によってその機会がなくなってしまった美術展についてのものです。


夜間会館を利用して、東京都美術館で開催されている「ハマスホイとデンマーク絵画」展へ行ってきました。ハマスホイの作品とと19世紀のデンマーク絵画の企画展です。
ハマスホイの作品は一度だけ見たことがあります。好きな作風だったのでとても楽しみにしていました。北欧のフェルメールと称されるハマスホイですが、個人的にはオディロン・ルドンに似ているような。特に風景画の色使いや描写が近しい気がします。モノクロの絵を中心に描いていたところも共通点ですね。ルドンは《Y.日の光》で大きな窓から見える木を描いていますが、ハマスホイは《廊下に面した室内、ストランゲーゼ30番地》で大きな窓から廊下を隔てた別室の窓か覗いている絵を描いています。窓の外に木を描くか窓を描くかは画家の流儀でしょう。
ハマスホイの作品以外にも近代デンマーク絵画が多く展示され見応えがありました。2017年に国立西洋美術館で行われた「スケーエン:デンマークの芸術家村」で見た作品を再び見られたのが大きな収穫でした。特に《ボートを漕ぎ出す漁師たち》は何度見ても迫力があります。スケーイン派の絵は他のデンマーク絵画の暖かな雰囲気とはまた違った味わいがありました。
夜間会館の時間帯であったことに加え、企画展が開始してからすぐの訪問だったので落ち着いて静寂の世界を味わうことができました。
そして、企画展のコラボグッズは洗礼されたものばかり。さすが北欧。つい、あれこれ買いたくなります。会期中、夜間会館を利用してまた訪れようと考えています⇒(付記)結局その機会はないまま終わりました。残念・・
posted by 金沢幸彦 at 11:39| Comment(0) | 日記

2020年02月27日

「オランジュリー美術館コレクション

今日は良い天気ですが、花粉が多く舞っています。空を見上げると、花粉の輪っかが観測されるほどのそうです。花粉症の私にはまだまだ辛い時期が続きそうです。まあ、例年はこの時期の話題と言えばそ花粉症で済んでいたのですが、今年はコロナコロナで、未曽有の事態ですね。弁護士会の各種の集会や研修会は次から次へと中止が発表されています。裁判や調停が中止になるのも時間の問題な気がしています。もっとも裁判や調停は、電話会議システムをうまく使えば、なんとかやりくりはつく部分もあるかもしれません。
さて、今回の美術ネタは、「オランジュリー美術館コレクション」。今年の正月明けくらいに行ってきたものです。それから早2か月経過・・・・時間がたつのは早すぎる(笑)。今年も世の中の状況をみつつ、ルソーさんをたくさん見ていこうかなと思ってます。

「オランジュリー美術館コレクション」

2020年、最初に訪れたのは横浜美術館の「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」。オーギュスト・ルノワールの作品を中心に、19世紀末から20世紀初頭にパリで活躍した画家たちの企画展です。

展覧会のメインはタイトルにもあるルノワールですが、私のメインはアンリ・ルソー! 20年ぶりに絵が来日するそうで楽しみにしていました。

ルソーの作品は5点あり、どれも個性的。『人形を持つ子ども』は、子供の顔がなぜかルソーにそっくり。『婚礼』は、花嫁のベールが前にいる人物にかかり前後関係があやふや。すごい絵を見たと衝撃を受けていたら『ジュニエ爺さんの二輪馬車』にUMA
(未確認動物)を発見。馬車に乗ったジュニエ爺さんとルソーの間に、灰色のふわふわした生き物がいます。解説にも図録にも説明がありません。このUMAは犬?それとも猫? もしかしたら19世紀のフランスには不思議な生き物がいたのかもしれません。

ルソーの作品を多く見ることで彼の画業を理解できるかもと考えましたが、かえって謎が深まりました。作品を見れば見るほど興味深い画家です。

ルノワールにモネ、ピカソにローランサン、2019年に何度も出会った画家たちの絵に再会した企画展でした。2020年も多くの作品と巡り合いたいものです。
posted by 金沢幸彦 at 14:54| Comment(0) | 日記